子供の虫歯ゼロを目指して・・・。
乳歯が生え始めてから、「いつから歯磨きを始めれば良いんだろう?」 「虫歯になったらどうしよう・・・」と不安に思うお父さん・お母さんが多いと思います。
虫歯にならない為に甘い物は与えない!という方もいると思いますが、虫歯の原因は決してチョコレートや飴などの甘いお菓子でない事をご存知でしょうか?虫歯の原因は「細菌」です。細菌の感染症で歯が溶けてしまうのです。
感染症というと、身近なものではインフルエンザがあります。インフルエンザにならない為に皆さんは予防をしていますか?インフルエンザの予防にはまず予防接種、それから手洗い・うがい、マスクをつける人も多いでしょう。感染症は予防できるのです。
では「虫歯菌」はどうでしょう?虫歯も感染症・・・という事は、そうです「予防できる!」のです。
虫歯予防の方法
子供の歯の虫歯予防といえば、まず「歯みがき」が第一です。ただ歯を磨けば良いわけではありません。しっかりと食べカスが取れていなければ意味がないのです。食べカス(プラーク)1mgの中にはなんと10億もの細菌がいます。歯みがきはその細菌を除去することが目的です。乳歯が生え始めたらやわらかいガーゼ等でやさしくふき取ることから始めましょう。
また予防方法としてフッ素塗布やシーラントといった処置もあります。
フッ素はウガイができるようになった頃から、シーラントは6歳臼歯が生えてきた頃からが良いでしょう。
キッズプログラム
青葉歯科医院では0歳~12歳のお子さんを対象に子供のための予防プログラムを開始いたしました。担当衛生士がお子さんと一緒に虫歯ゼロを目指してお口の中を管理します。染め出し液を使って食べカスがどこに付いているのかを確認し、歯みがきの練習をしてフッ素を塗布します。
染め出し液で赤く染まる部分が、お口全体の20%以下になると虫歯になり難いといわれています。担当衛生士は、お子さんと一緒に20%以下を目指します。飽きやすいお子さんの為にスタンプラリーをしたり誕生日プレゼントを用意したりと嬉しい特典もついてます。
虫歯になってからの受診は痛い治療ばかり・・・この機会にぜひ虫歯予防について考えてみてください。